Profile
飯面 雅子(いいめん まさこ)
サンドアーティスト。
東京都出身、横浜市在住。
武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科卒業。
1987年日本テレビ『きまぐれオレンジ☆ロード』
エンディングに砂アニメーションを制作、
日本人初のサンドアートのTV放映となる。
NHK・Eテレ『プチプチアニメ』砂アニメ制作。
2011年ベルギーにて観客2000人を前に
サンドアート・パフォーマンス上演。
「六本木アートナイト」最多観客動員数を記録。
フジテレビ『笑っていいとも!』クイズコーナー
生出演で早描きを披露。
2014年NHK交響楽団とNHKホールにて共演。
2.5次元舞台『NARUTO』砂の我愛羅シーン演出。
宝塚市立手塚治虫記念館2015、2016年と公演。
企業イベントや小学校の芸術鑑賞会上演、
CM、ミュージッククリップなど映像制作も多数。
2017年イタリア公演を成功させる。
35周年を迎えた、サンドアートの第一人者。
【企業イベント、周年記念祝賀会など過去の実績】
自動車会社表彰式OP/グランドプリンスホテル新高輪(品川)
ザ.プリンスギャラリー東京紀尾井町OPセレモニー
製薬会社.香料会社/ホテルニューオータニ(東京)
航空会社/シャングリ.ラ ホテル 東京(丸の内)
IT会社30周年記念祝賀会/パレスホテル東京(丸の内)
空調機器会社/京王プラザホテル(新宿)
生命保険会社/グランドニッコー東京台場
団体イベント/パシフィコ横浜 大ホール(神奈川県横浜市)
空調機器会社.生命保険会社.食品会社/リーガロイヤルホテル大阪
造船会社80周年記念祝賀会/ヒルトン大阪
旅行会社/ホテル阪急インターナショナル(大阪)
自動車会社/ザ.ウィンザーホテル洞爺(北海道)
信用金庫80周年記念祝賀会/ホテル九重(静岡県浜松市)
医学学会/皆生温泉 華水亭.米子全日空ホテル(鳥取県)
建設会社100周年記念祝賀会/ホテルニューオータニ佐賀(佐賀県)
生命保険会社40周年記念祝賀会/日航大分オアシスタワー(大分県)
鉄鋼会社30周年記念祝賀会/ハウステンボス(長崎県佐世保市) など
【『サンドアート・ファンタジア』シリーズ】
60~120分 飯面雅子ワンマンライブ(一般客向け)
生演奏、生朗読とのコラボ企画など
パフォーマンス、映像作品、トーク・体験などで構成
美瑛町民センター美丘ホール(北海道美瑛町)
渋民文化会館姫神ホール(岩手県盛岡市)
NHKホール(東京都渋谷区)NHK交響楽団と
西公会堂.港北公会堂(神奈川県横浜市)
船橋市民文化創造館 きららホール(千葉県)
恵那市文化センター(岐阜県恵那市)
大門総合会館/滑川西地区コミュニティホール(富山県)
南山城やまなみホール(京都府南山城村)
うだアニマルパーク(奈良県宇陀市)
宝塚市立手塚治虫記念館(兵庫県宝塚市)
姫路キャスパホール/生野マインホール(兵庫県)
まなび創造館(愛知県小牧市)
はつかいち文化ホール(広島県廿日市市) など
作品紹介
サンドアート・パフォーマンス 和歌山県の伝説、安珍というお坊さんに恋をした清姫の道成寺が舞台の物語。 初演:銀座タクト2012.3月
サンド・アニメーション (+サンドアート・パフォーマンス) ミュージッククリップ 扁平足(平らな足の裏)に例えた親子四代に渡る、平和の願い。 作詞作曲歌:松尾貴臣
サンド・アニメーション (+サンドアート・パフォーマンス) ミュージッククリップ 巡る季節、梅雨、紫陽花 雨上がりの空に「色砂」の虹が掛かる。 歌:NEON BGV:渋谷ライブハウス2017.5月
サンドアート・パフォーマンス +サンド・アニメーション 神奈川県主催の公募展2020.7月 【神奈川「バーチャル開放区」】応募作品 「医療従事者などエッセンシャルワーカーの 皆様への応援や感謝」がテーマの公募展 審査員特別賞受賞
【赤ちゃんが喜ぶ】シナぷしゅ公式23/02/01 テレビ東京×東大赤ちゃんラボ 赤ちゃんが泣き止む・知育の動画 【2月 月間の歌】 『たなごころのたま』ー掌の珠ー
砂にまつわるコラム(広い定義のサンドアートとは…)
茨城県日立市の「ひたちサンドアートフェスティバル」が2017年に第8回目も重ねていて、有名。 砂を海水などで固め、削り出しの砂の彫刻。 石で作れば石像、雪で作れば雪像、砂で作るから砂像なるわけで。大きい物では2mを超える。 他に鳥取県鳥取市「鳥取砂丘 砂の美術館」は常設展示形式で、ただテーマごとの制作の為の 準備期間(閉館)が長いので注意が必要ですね。 画像は、砂像のイメージのイラストレーション。 ※サンドアートとは、広い定義では、立体、レリーフ、影絵としての平面、パフォーマンス、映像と、 作品形態は多岐に渡ります。
硝子ビン、透明グラスなどの壁面の内側から密着した色砂で描かれる。 単純な縞模様の重ねた抽象画から、海岸の風景、海の中の情景など具象、 写真から起こしたリアルな肖像画など多様。 グラスの約半分に砂、その上にジェルを流してキャンドル、エアプランツなど植物を置いて観賞用にと その発展形は、手軽さから各地でワークショップが行われている。 画像は、グラス・サンドアートのイメージのイラストレーション。 ※サンドアートとは、広い定義では、立体、レリーフ、影絵としての平面、パフォーマンス、映像と、作品形態は多岐に渡ります。
お盆の上の縮景、枯山水といえる。黒塗りの盆に、海の波、川の流れは白い砂を 道具(羽根や小さな箒)を使い、表現する。 ただ、岩に例えた石や苔や小道具も置くので、砂だけではない場合も多い。 古くからある、伝統芸術として、生け花、盆栽に通じるものを感じる。 盆景、盆山、盆庭とも言うらしい。 画像は、盆石のイメージのイラストレーション。 ※サンドアートとは、広い定義では、立体、レリーフ、影絵としての平面、パフォーマンス、映像と、 作品形態は多岐に渡ります。
幼い頃の経験者が多いのでは。キャラクターが印刷してあるシール状の剥離紙を部分部分で剥がし、 その指示の色砂を掛けて仕上げていく。糊は平間的なので、砂も均一にくっ付く。 それ以外の種類に、ハンディな糊で描いてはそれごとに砂を掛け、時には重ねて盛り上げたり、 均一に塗っていったり、と砂絵の自由度がある砂貼り絵も。 海外のサンドアーティストには、観客の前で、黒いキャンバスに糊で絵を描き(まだ何が描かれて いるのか分からない状態)、その後に(時には)キャンバスを回転させながら、キラキラする粉を投げ付け 振り掛け、人物画が現れるというパフォーマンスに展開させている人もいて、「砂振り掛け絵」とも。 飯面雅子(いいめんまさこ)は、仕事の現場で時々「色紙にサインを」と複数枚も頼まれる事があり、 機材撤収の片付けの合間に「砂貼り絵の色紙」を仕上げて、相手先に驚かれています。 画像はその一例、猫ばかりのサイン色紙。 ※サンドアートとは、広い定義では、立体、レリーフ、影絵としての平面、パフォーマンス、映像と、 作品形態は多岐に渡ります。
チベットの僧侶たちが修行の為、特殊な筒から色砂を細く落とし、 仏の住む小宇宙の曼荼羅模様を描いていく。宗教儀礼だが、チベット美術として究極と言える。 自分の肉体もいつかは滅びるという諸行無常の教えから、完成して直ぐに壊してしまうとの事。 曼荼羅模様ではない、砂を置いていく、定着させていない、この形態のネーミングは まだ固定されてはいないが、仮に「砂置き絵」か「砂落とし絵」とする。 画像は、パシフィコ横浜での「里山 里海」イベント(2014年)で、飯面雅子(いいめんまさこ)が 下絵、作画指導をした180cm×270cmの巨大砂置き絵、里山バージョン。 里海バージョンのもう1枚と並べて壮観だった。 イベント後、MCの芸人さんが砂絵にダイブして崩したのは、 儀礼として正しい在り方だったのだなぁ、と改めて。 ※サンドアートとは、広い定義では、立体、レリーフ、影絵としての平面、パフォーマンス、映像と、 作品形態は多岐に渡ります。
粘土や人形などを少しづつ動かしコマ撮り撮影をするのと同じ、砂絵をコマ撮りした映像作品。 通常通りに上からのライティングで砂絵を撮るのでは、イタリア(L+Hフィルムズ)の『アエイオウ』 という子ども向け短編シリーズが有名、「おかあさんといっしょ」内での放送もあった。 別の撮影方法では、磨りガラス板の上に砂を薄く敷き、下からのライティング(透過光)で、 砂の厚みがグレートーンを作り(影絵の原理で)、砂絵を描いてはコマ撮りがポピュラーな手法。 カメラが止まっている間に、絵作りをするのでいくらでも時間を掛けられる、 というより、砂アニメーションは非常に時間が掛かる、掛かる。 カナダのアニメーション作家のキャロライン・リーフが先駆者の一人。 日本人では、飯面雅子(いいめんまさこ)が1987年、日本テレビ『きまぐれオレンジ☆ロード』の エンディング「悲しいハートは燃えている(歌:和田加奈子)」が初めてといっていい。 (2)へ続く
続き) 画像は、Book Stand TVのジングル・アニメーション(10秒)のメイキング。 絵コンテは画面のみの部分。飛び込んできたウサギが、ロゴにメタモルフォーゼ。 徐々に変わっていく様は、じっくり絵作りをするアニメーションではないと出来ない。 完全なアニメーションは、実在の手は出演しない。 アニメーション関係者に言わせれば、画面に手が出てくると 「タイミングを間違えて、手が映り込んでしまった、失敗」と焦るという。 ※サンドアートとは、広い定義では、立体、レリーフ、影絵としての平面、パフォーマンス、映像と、 作品形態は多岐に渡ります。
改めて、言葉だけで説明をしてみる。 磨りガラス板の上に砂を薄く敷き、下からのライティング(透過光)で、 砂の厚みがグレートーンを作り(影絵の原理で)、指や爪先、手の平でも描き(時には左手で、両手同時に)、 音楽に合わせて砂絵を次々と変化させて、物語を見せていく。 その描く過程も含めて、リアルタイムで見せるのがパフォーマンス。 飯面雅子(いいめんまさこ)の場合、絵コンテの1画面あたり1〜2分で、かなりの「早描き」に。 最近のパフォーマンス作品は平均12分で6〜10画面になる、この数はないと物語が成り立たないから。 そのポイントは、 ●あっと言う間に描き上がり観客が「絵が出来上がるのを待つ」状態にさせないようにする。 ●画面展開は前の絵を引き継ぎながらも自然な流れや意外な流れを取り入れる。 という2つを心掛けている。 (2)へ続く
続き) 通常、砂絵のガラス面の真上に設置したビデオカメラを通し、 プロジェクターからスクリーンに投影して鑑賞する形態を取る(大勢の観客にも対応する為)。 会場の形、大きさによって、スクリーン(または、TVモニター)が3つなど複数の場合もある。 飯面雅子(いいめんまさこ)はパシフィコ横浜の大ホールで4500人に披露したのが最大。 その反対に、演者の描く手元がよく見える、人数100人以下の会場も臨場感がより感じられていい。 予め録音された音楽だけでなく、生演奏、生朗読とのコラボレーションにも向いている。 企業の周年記念祝賀会や小学校中学校の芸術鑑賞会などのイベントにぴったり。 最近は、結婚式披露宴で2人の馴れ初めなどのオリジナルストーリーのサンドアートも。 飯面の場合、新郎新婦にインタビューして、絵になるエピソードを繋ぎファンタジー要素を足し、 まさに2人だけの為のオリジナルを作り上げていくと好評。 (3)へ続く
続き) 画像は、渋谷タワーレコード地下ホールで行なわれた、Saku『1st Q&A』の生演奏との コラボレーション・ライブ、砂絵一画面と会場でのセッティングの様子。 天井カメラで真下に向けて撮る為(通常は観客席後方から舞台に向けて撮るのだが)、 飯面雅子(いいめんまさこ)のサンドアート台の位置がライブのスタンディング観客のど真ん中。 観客に取り囲まれる形のパフォーマンスは珍しい。 パフォーマンスの形態を考えるに、究極プロジェクター、スクリーンは必要ではなく、 台を取り囲んで、見て頂くのもアリなわけです。 ※サンドアートとは、広い定義では、立体、レリーフ、影絵としての平面、パフォーマンス、映像と、 作品形態は多岐に渡ります。
イラストレーションの画材が、砂であるという表現。画面の写真撮りで保存。 印刷に展開してこそのイラストレーションであるので。 画像は、作者飯面雅子(いいめんまさこ)ここ最近のお気に入り『虹と黒猫』。 10種類以上作られた「(砂)絵ハガキ」の中で、一番売行きが良いとの事。 ※サンドアートとは、広い定義では、立体、レリーフ、影絵としての平面、パフォーマンス、映像と、 作品形態は多岐に渡ります。