Workshop
飯面 雅子(いいめん まさこ)
通常のプロフィールは、
プロフィールのページにあります。
デザイン系専門学校の4校に渡り、
非常勤講師として合計20年を超える経験を持つ。
「絵コンテ制作」「漫画用デッサン」
「映像理論入門」「アニメーション」などの
授業を受け持ってきた。
川崎市アートセンター、千葉市科学館など
公共施設にて、春休み夏休みに小学生向け
サンドアート・ワークショップを担当。
時には商業施設のイベントでのワークショップも。
地元である横浜市の小学校で、1年度1校
(4~6年生の1クラス)のペースで、
「総合学習」の特別講師を続けている。
トータルの生徒は、延べ人数で400人を越す。
大人に向けては、ホテルのカルチャーセンターで
サンドアート・パフォーマンスを担当した。
「アートを作ることとアートを教えることは、
別の方向性があって、かなりの隔たりがある」
というのが信条。
ワークショップ
サンドアート画法技法 文章での講座試みる
最初に。サンドアートの演目のスタートは、「何も乗っていない画面」からが基本的でありますが、 その何も乗っていない画面からの描き出しは、まず砂を細く垂らすなど「黒く描く場合」と 薄く敷いた砂に指先で「白く描く場合」と、大きく分けて、この二つになると思います。 (画像は、生徒さんが描いた『黒猫 白猫』です。) 白く描く場合は、画面にグレイトーンの下地を全体や部分に作ります。 グレイトーンを作ってから、具体的な描写に移ります。 描き出しだけでなく、途中の過程の画面作りでもグレイトーンは重要です。 『撒く』は文字通り画面外の砂を握り、必要に応じて少しずつ撒いていく訳です。 『放(はな)つ』は手のひらの小指側を使い、画面外の砂をスピードを付けて、持っていく手法です。 『敷く(、引く)』は砂に手のひらを乗せ、引きずるように薄く敷いていく、 手のひらの幅だけしか引きずれないのですが、それを活かした展開も考えられます。 それ以外の手法もあり、範囲、掛かる時間、濃さ、それぞれに相応しいグレイトーンを作ります。