ある夏、子どもたちのために夏休み特別企画としてクラシックコンサート、
より子どもたちに興味を持ってもらうために、
NHK交響楽団、NHKホールでのコンサートに、
サンドアーティスト飯面雅子(いいめん まさこ)を呼んで頂けたのです。
〈NHK交響楽団、チェロのソロ演奏がメイン『白鳥 サン=サーンス』(NHKホール)〉
NHK交響楽団とのコラボレーションは、後ほどNHK・Eテレで全国放送され、
『ひるまえほっと』という情報番組にも取り上げられました。
最初の1曲目の楽曲は、あの有名な『白鳥 サン=サーンス』
チェロのソロ演奏がメインなので楽団の半分で、
最初にサンドアート・パフォーマンスの役割の紹介された内容になりました。
上記の写真では右端手前に飯面雅子(いいめん まさこ)が演奏よろしく、
湖に浮かぶ白鳥の姿、湖の細波、羽ばたく白鳥を描いていきます。
この作品は、飯面の定番になりました。
メインの楽曲は、セルゲイ・プロコフィエフ作曲の『ピーターと狼』、
約30分の大作です。
この音楽はピーターという男の子が主人公で、他の動物たちと協力して狼を退治する
子どもたちの楽しませるため、ナレーション付きという珍しい形式です。
音楽も映像付きで、観る聴く世代のために、このコンサートは企画されました。
NHKには膨大な映像がストックされています。
1枚の絵画に、美しい海外の街並みの動画に、アニメーションに、
それぞれの楽曲に合うそれぞれの映像のスクリーンをバックに演奏された、
その一つがサンドアート・パフォーマンスでありました。
〈他の会場での『白鳥 サン=サーンス』〉
生演奏とのコラボレーションは、予め楽曲の音声データをもらい、
絵コンテで合わせる砂絵の展開を考え、こちらはこちらで練習をして、
例えば、ギリギリ当日のリハーサルで合わせれば、
音声データと生演奏に秒数の違いがあったとしても、なんとか……。
お琴と尺八の合奏に合わせてのサンドアート・パフォーマンスは、
衣装として、着物と袴でのぞみました。
砂絵の展開も、「和」の風合いを大切にしました。
〈三鷹市邦楽連盟のお琴とのコラボレーション(三鷹市公会堂)〉
〈衣装として着物と袴で〉
生演奏とのコラボレーションはいろいろありました。
J-POP女の子バンドとのコラボレーションの場所は、渋谷タワーレコードの
地下ライブ会場でした。
とある大学のイベント研究会からサンドアート工房に持ち込まれた企画でした。
スピード感ある歌と演奏で、サンドアート台はスタンドの観客に囲まれた状態で、
盛り上がりました。
韓国人歌手のワンマン・コンサートで、2曲コラボレーションしました。
間奏で、本人のシルエットの砂絵に飼い猫のシルエットを描き足したら、
ファンならその飼い猫は知っていて当然の事なので、
猫の名前がささやかれるという微笑みたくなる反応がありました。
民族音楽とのコラボレーション、その相性がとても良かったのは、
楽器も砂絵も大地を感じさせるからでしょうか。
演奏だけでなく、生アカペラとのコラボレーションもありました。
体感として、聴覚と視覚に訴えるイベント企画にぴったりだと思います。
※ご予算の関係なら、すでに録音した音楽データでのご対応も致します。
※※音楽は著作権クリアのものをご用意致します。
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