日本昔話、世界童話、児童文学などを、
子どもたちの目を引く、珍しいサンドアート・パフォーマンスの形で
視聴覚教育に役立ててみませんか?
〈とある小学校 体育館の会場の様子〉
子どもたちにとって、もっと幼少の頃から、よちよち歩きの時から、
公園の砂場は特別な場所です。
砂場の「すなあそび」を経験していない子どもはいないと思います。
砂は本当に身近な存在です。
その砂を使ったサンドアート・パフォーマンス、
砂で描かれるという珍しい世界に子どもたちは目を輝かせることでしょう。
通常のサンドアートはインストゥルメンタルの音楽しか使わないようですが、
サンドアート工房はサンドアート・パフォーマンスに音楽だけでなく、
より理解を深めるための朗読(ナレーションは丁寧に、セリフはより情感を込めて)
を加えます。
音楽も著作権クリアのものでCDを構成しております。
〈砂絵『銀河鉄道の夜』一場面〉
飯面雅子(いいめん まさこ)のサンドアート・パフォーマンスのライブ、
今まで、飯面の地元の横浜市立小学校を中心に
多くの小中学校で芸術鑑賞会を開催してきました。
ご依頼により、全体の時間は45分から90分、構成は自由に設定して頂けます。
高学年・中学生向けのラストのメインの演目は、原作:宮沢賢治『銀河鉄道の夜』。
CDの音楽に乗せて、生の朗読の感情が加わることで、
『銀河鉄道の夜』のサンドアートが宮沢賢治の珠玉の名作を現します。
主人公ジョバンニとカンパネルラの学校でのすれ違い、
野原のうたた寝から、いつの間にか旅が始まります。
音楽と絵だけでは伝わりにくい物語が、朗読でより子ども達の心に響きます。
反対に、言葉以上の表現が砂絵に出来る部分があります。
砂絵ならではの紺色に描かれる星空が、
最後の方には赤い色砂で描かれるサソリの縁取り(え、赤い砂があるんだ、という驚き)
が2人の友情、そして「本当の幸い」に繋がっていきます。
〈砂絵『人魚姫』一場面〉
低学年向けメインの演目は、原作:アンデルセン『人魚姫』。
残念ながら、今の子どもたちはハッピーエンドのマーメイド物語しか知りません。
悲しくも願い叶わず泡になっていく、本当のお話をお聞かせしたいと思います。
低学年でも朗読により話が分かりやすくなります。
砂絵ならではの表現は、例えば、
空に黒い雲が広がり、王子様が乗る船に嵐の大波が被さります。
魔法の薬が登場すると『人魚姫』の魚のしっぽが、描き加える事で
2本の素足に変わります。
他にも、『つるの恩返し』、新美南吉『手ぶくろを買いに』、小泉八雲『雪おんな』
日本神話『オオクニヌシ物語』、仏典童話『月にのぼった ウサギ』
カルロ・コッローディ『ピノッキオの冒険』、オスカー・ワイルド『幸福な王子』
など多岐に渡る演目を、サンドアート工房では多数ご用意しております。
今後、視聴覚教材になるような、教育現場で使われる物語の題材も
増やしていく予定です。
〈船橋きららホール公演後に、原(左側)、飯面(右側)〉
フリーアナウンサーの「原きよ」の生の朗読と、
飯面雅子(いいめん まさこ)のリアルタイムのサンドアート・パフォーマンスの
コラボレーション、大きいスクリーンをはさんで、2人の相乗効果が増します。
体育館で全学年対象の場合が多いですが、
視聴覚教育用に視聴覚室で低学年、高学年と二部構成の場合もありました。
サンドアートは情操教育にも長けている上質なエンターテイメントです。
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「原きよ」プロフィール……元大分放送アナウンサー、朗読家。
太宰治作品の取材研究、朗読活動をライフワークに、幅広く文学を扱う。
朗読指導、朗読劇演出、自身女優の演劇などの活動も。
■過去の実績(ホール上演):
『サンドアート・ファンタジア 〜砂と朗読でつむぐ物語〜』
2018.11/17(土)15:00〜16:40 千葉県 船橋市民文化創造館 きららホール
『サンドアート・ファンタジア』シリーズ45〜90分構成 他、多数
■過去の実績(学校開催):ワークショップも含む
神奈川県・横浜市立藤塚小学校/横浜市立葛野小学校
神奈川県箱根町・函嶺白百合学園小学校 東京都・八王子市立由木中央小学校
大阪府・大阪市立大隅西小学校 他、多数
※「原きよ」スケジュールの都合で、他の朗読家になる可能性もあります。
※※ご予算の関係なら、すでに録音した朗読付きの音楽データでのご対応も致します。
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